まだ楽しめる!芸術の秋2024~コラージュ技法で楽しもう~
みなさんこんにちは。
体感としては冬ですが、気象学的季節でいうと11月はまだ秋であることを知って驚いています。まだ、読書の秋と芸術の秋は終わっていない!とのことで、今回は私が大好きな絵本『はらぺこあおむし』(エリック=カール作 もりひさし訳 偕成社 1976年)を芸術の視点から見てみたいと思います。
みなさん「コラージュ」という技法を聞いたことがあるでしょうか。コラージュとは、写真や絵などを切り抜き、画用紙や台紙に貼って一つの作品にするという貼り絵の技法のことです。
「はらぺこあおむし」はコラージュを用いて次のように作られています。
- 薄い独自の紙に色を塗る。
- 色を塗った紙を、下絵といっしょに形をくりぬく。
- コラージュで作品が作られる。
- コラージュを完成させ、クレヨンで仕上げをする。
(参考:「えほんができるまで―はらぺこあおむし50周年記念サイト」(外部リンク)2024年11月20日アクセス)
絵本を読んでいて、絵本の絵を芸術の視点から見てみるという機会はなかなかないと思いますが、ふとこの絵本の絵はどう描かれているのか調べてみると新しい発見に出会えるかもしません。
また、今回紹介したコラージュは、お家でも制作を楽しむことができます。写真や絵の切り抜きだけではなく落ち葉など自然物を使った表現に挑戦してみるとおもしろい仕上がりになるかもしれません。まだ秋は終わりません!今こそ芸術の秋2024を楽しみましょう。
(あっこ)