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1/fゆらぎの癒し、音楽で温浴効果アップ大作戦!

こんにちは!早いもので、2024年もあと10日あまり。12月21日は、「冬至」ということで、「ゆず湯」で温まろうという方も多いのではないでしょうか。

ゆず湯に浸かると、血行がよくなりますし、なんといっても、その爽やかな香りで心身ともにリラックスできますよね。音楽でこのリラックス効果を高めることができるとしたら、嬉しいですよね。今日は、お風呂に入ることと、音楽の関係について考えてみたいと思います。

調べてみたところ、次の2種類の音楽を聴くと、入浴時のリラックス効果を高められることがわかりました。

木々が揺れる音や雨が降る音などの環境音楽

   こういった音楽には「1/f(エフぶんのいち)ゆらぎ」が含まれています。「1/fゆらぎ」とは、五感を通して、人間だけでなく動物にも心地よさを与える、不思議なゆらぎです。聴くことにより、不安感の減少、ストレスを低減する効果があると考えられており、音楽とも関係が深いとされています。波の音も良さそうですね。

「1/fゆらぎ」について詳しく知りたい方は、大阪音楽大学の佐治先生のコラムも是非お読みください!

*参考:大阪音楽大学「心を癒す音楽の力、1/fゆらぎのひみつ」https://www.daion.ac.jp/muse/feature/01-3/

クラシック

   クラシックは人間の脳波の一種である「α波」を誘発する作用があります。「α波」が優位になると、脳内の神経伝達物質である「βエンドルフィン」が分泌され、多幸感が得られてストレスが解消するとされています。ゆったりと、穏やかなメロディー…思い浮かべるだけで、確かに癒される気がします。

なるほど、、ということは、森の中や浜辺での演奏会の音源は最高な癒しになるということですかね・・ふむふむ。

そして、こちらはより良いバスタイムのための大事な参考情報ですが、お湯の温度について。最近ヒートショックも話題になっていますが・・・37〜39度前後に浸かって副交感神経を刺激できると、くつろぎながら心身をリラックスさせることができます。入浴時間の目安は15分程度、寝る1〜2時間前が良いそうですよ。

「1/fゆらぎ」や「βエンドルフィン」、温浴との関係…興味深いですね~。今年の冬至は、音楽にもこだわってゆず湯を楽しみたいと思います!みなさんも、自分にとって心地よい音を探してみてくださいね。

(ちろる)

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