科学の力でおせちはおいしい!?
みなさんこんにちは。あっという間に12月がやってきました。
私が毎年冬になると挑戦していること…それはおせちづくりです。
おととしは紅白なます、去年は黒豆、毎年1品ずつ作れるレパートリーを増やしています。
今年は…甘さが魅力の「栗きんとん」。レシピを調べてみたところ、「おせちは科学の力に支えられている!」ということが分かったのでここで紹介します。栗きんとんの味付けには、砂糖を使います。この砂糖が持つ「親水性」というのが、日持ちのポイントになっているそうです。砂糖の分子には、水分を取って抱え込もうとする作用と、一度抱え込んだ水分を離さない作用があります。それらの作用のおかげで微生物が利用できる水分が一定以下になり、微生物の増殖を防ぐことができ、食品が長持ちするそうです。まさに科学の力のおかげでおいしいおせちを長い期間楽しむことができているんですね。
また、おせちといえば「その料理に込められた願い」も調べてみると面白いです。ちなみに栗きんとんはその見た目が金塊や小判などにも見立られることから、金運上昇を願う料理だそうです。他のおせち料理の意味やいわれが気になったら、『おせち』(内田有美文・絵、満留邦子料理 三浦康子監修 福音館 2024年)がおすすめ。
知恵と願いが詰まったおいしいおせちが食べられるようにはやめの準備はじめてみてはいかがでしょうか。
(あっこ)